ゲームばっかりな日記だったやつ

半分跡地みたいなもの。書くネタは無い。

違和感とか色々

ttp://news.nicovideo.jp/watch/nw271170
たまたまコレのついーと見てて思っただけなのでこれに限らないけど、世の中での「公務員」というものに対する考え方・態度などを見ていると、「ああこれが“世の中が悪い方向に”的な話の、原因のひとつなんだろうな」と思ったりする。
いつも思うんですけど。「私たちの税金で養っている」論なぞ、その者たちに対して逆に「嫌なら払わなければ良いんじゃないの、海外に逃げるなり、収入を減らして課税額を減らすなり、税金を払うことに対し抵抗する手などいくらでもあるでしょう」と言い返すのと同レベルの発想であるという自覚は、一切無いのかなーと。勿論、先述のような「払わない方法」を取るべきとは思っていないが、養ってやっているという暴論を吐くような人間に対してだけは思う。
もっと言うと、文句ばかり言うような奴相手ならば「てめーの払う税金程度のはした金じゃ、誰も養えねーよ。養ってるとか戯言抜かすなら、せめて千万や億単位の大金払ってから言え」とも思うし(クレーマーじゃない人にはそう思いませんよ)、大体既に他者に払って自分の所有から離れている金に対して、その権利は自分たちにあるだの、出所がそれである(公的資金が賃金になっている)職の人間に文句を言う・自分の思い通りに使える権利があるだの、そんなことで僻んで足引っ張ってるから、経済も世の中も何もかもジリ貧になっているという面は絶対にあるんだ。
いや、経済がよろしくないから、奪い合うことでバランスを取るしか無い、という面もあるとは思うけど。
大体今回の記事の場合、「雇用する側」と「雇用される側」との話でしか無い。実際問題、外からジョウシキガーとかワレワレノゼイキンガーとか言ったってしょうがないことで、それを言って意味があるのは精々雇用している側への働きかけでしかない。
例えば刺青が本当に悪いとして、問題を起こした人間が現れるまで問題意識すら無かったような、雇用していた側にも勿論問題があるわけで、「それまで良かったものが悪くなったので首切ります」なんてことが通用するはずが無いわけでもある(自分は刺青ごときでガタガタ抜かしてんじゃねーよとも思うが)。刺青する側に一切問題が無かったとは言わない(刺青を嫌う人間の言うことも理解できないことは無い)けれど、これまでずっと問題にならなかったことであり、同時に殆どの人が問題にすらしてこなかった(放置してきた)にも関わらず、今回問題になったからといって「過去の人が悪かったのであり、私たちは何も悪くない。だから好き勝手首も切るし金も出さないし、責任などあろうはずが無い」などいうような魔女狩り状態に便乗する様は、もはや「その悪いとされる刺青」よりも奇妙で、醜悪で、卑しく下劣なことであると感じざるを得ない。
それなりの正義を語るのに、「私たちの払った税金」とか「税金で飯を食っている」とか「常識的に」とかいう言葉を、馬鹿のひとつおぼえのように猿真似で持ち出す連中は、全く信用できない。大体が、偏った見方の持論・偏見でしかないからだ。「民主」という言葉の意味を勘違いしているだけでしかない。
そう思うこと自体は、もちろん一つの意見として大いに結構、勝手にやってくれれば良いのだが、社会・公がそうならないことに不平不満を言うだけに終始する場合、単に鬱陶しいだけだ。「駄々捏ねて世論煽ったりしてんじゃねーよ気持ち悪い、マスメディアが同じことやったら袋叩きにするくせに」、というお話。
「我々個々は弱い存在であり、強い存在に対して立ち向かうには不利なので、お前らは立ち向かっている人間を手厚く守らなければならない、しない奴は敵だ」「逆に公の側に居る人間は、既に庇護を受けているので、手助けしてはならない、する奴は敵だ」と、自ら周りに対して強要・要求し、その好意を貪るような精神が気に食わない。