ゲームばっかりな日記だったやつ

半分跡地みたいなもの。書くネタは無い。

なんてこったい

携帯にMIDIを直輸入したら、何だかバンクセレクトが有効になっている気がしてならない(音色がバンク指定無しと違う気がする)。ので、同じ楽器でもバリエーションがあるのか、と気になってみたりして。結局、何も違わない音色だったわけだが。
調べて何とか探し当てたのは、YAMAHAの「Sound Engine MA-7」という名前。っていうか、何でDoCoMoの携帯だけ、こういうスペック情報を探しづらいんだ? どう考えたっておかしい。
例えばiメロディに関して調べようにも、公式ページの仕様説明に書いてあるのは「67和音」という情報や、何件保存可能かなどという数字のみ。最大同時発音可能数が分かって、ユーザーが何か得するの? あれか。大層な数字だけを、意味も説明せず盛り込んでおけば、とりあえず何も分からん無知な奴を虚仮脅せるっていう話か。研究者だと結構使いそうな手だが・・・。
逆に言うと、意味も分からず数字を見て、「数字が多いんだから凄いんだろう」という時点で思考停止している人間の、どれだけ多いことか。一応言っておくと、和音が多くて得する可能性があるのは、音色を弄れない音源の場合に、何個も重ねて(FMじゃなくて単なる加算方式で)音色を作ろうという時だけだと思う。PSゲームの曲(経験があるのは主にFF7)を耳コピーして着メロ作ったときだって、16あれば足りなくなることは無かったので、楽器の数としては16個を同時に使えれば十分。あ、楽器というか、ひとつの楽器で和音を出すときは、1音ずつにチャンネルを分けているので、同時に鳴っている音の数か。まあいいや。
しかも、どうやらこのMA-7を乗せている携帯は、DoCoMoではNシリーズだけの様で、他のメーカーのDoCoMo携帯なんぞむしろ不明なまま。下手したら、とりあえず乗せるだけのPCM音源が多そうで怖い。
機械として使って遊ぼうと思っている層は、DoCoMoからすると完全に対象外のようです。だからこそゲーム着メロなんかは、ソフトバンクauの方が活気がある(ように見える)のか。まあ、他のサービスで不満があるわけじゃないし、他社のイメージも自分の中ではあまりよろしくないので(主に宣伝方法)、DoCoMoから乗り替えるつもりも皆無なんだが。
というわけで、調べた結果、SMFを「MA-n」シリーズ用のmld、またはmmfファイルに変換するソフトがフリーソフトとしてYAMAHAのホームページに置いてあったので、拾って色々いじってみることにした(ここまで前日の出来事)。

ヒヤーッハァー

いじってみる。まあ、つまりFM音源の音色作りをするわけだが、FM音源に関する知識はあまり無いので、やはり慣れるまでに時間がかかるようだ。とはいっても、結局は「(想像もつかないような)予想を立てるものの、実際当て嵌めて聴かないことには、どちらにしても全く見当もつかない」という類の技術なのは避けられない様子であり、「よっぽど慣れてるプロなんかじゃない限り、やっぱりみんな自分と同じレベルの技術なんだ」と思うことによって、とりあえずやる気を起こしてみたりした。
適当にやっている内に、「変調をかけたとき、こういう音になり易い」といった波形の癖を掴み始めると、案外面白いのであった。やっぱりファミコン音源を再現しようとしている以上、キャリアに使うのは基本「矩形波」と「正弦波」ですね。そうする他に道は無い(というか、楽器固有のリアルなノイズを乗せたところで、ファミコンじゃそんな音色使ってないから意味が無い)。
というわけで、先の「リンクの冒険」のMIDIを大改造(音色だけ)して、より本物っぽくしてみたのでした。少なくとも自分の携帯では音色を弄れているので、多分N902iX以降の機種なら対応していると思う。
DoCoMoじゃない人は聴けません。悪しからず。

まあ、これにて「いつでも作ろうと思えば作れる」状況になったわけだ。絶対にできないと思っていた事までもが、誰でも使えるフリーソフトで案外ラクにできることを知り、また一つ幅が広がったわけであります。・・・製作過程、全部フリーソフトだな。